とまとのつぶやき。

酸いも甘いも備忘録。

見せたかったウェディングドレス。

ある日のこと。

 

私たちは結婚式に向けて一緒にダイエットをしており、

その日も仕事終わりにジムへ行った。

その際に次の結婚式の打ち合わせの 日程調整について話をしていた。

 

プランナーさんから連絡がきたんだけど 2週間後に打合せしたいらしんだけど、来月の10日辺りでもいいかな?
あと、そろそろ衣装の試着にも来てだってさ。どうしよっか。

うん。10日でいいよ。
でも試着はもっと痩せてから行きたいから、とまとも1人で行ってきなよ。

そっか…。じゃあ衣装合わせは1人で行くね。
打合せは10日で返事しておくね〜。

 

本当はドレスを一緒に選びに行きたかったなぁ、なんて思いつつも、

衣装打ち合わせの日には、とてもかわいいドレスが見つかった。

夫と母にもドレスを試着した写真を送ったら褒めてくれて嬉しかった。

 

結局、あの時選んだドレス姿は、

彼には一生見てもらう機会は無くなってしまったけれど。

 

 

心がズレていく。

 

結婚して半年が経った頃。

 

同じ部署の同僚が退職をした。

その同僚のポジションの後任が決まらず、

しばらくの間、私が元同僚のしていた仕事を全て引き継ぐことになった。

 

朝は5時起き、定時帰りすることも無くなり、

これまでに比べると急激に忙しくなった。

 

そして夫も同じ時期にとあるプロジェクトの

リーダーを任されて仕事が忙しくなった。

 

夫は朝はゆっくりだが、帰りが21時過ぎ。

私は土日休みなのに対して彼は不定休。

 

私たちはすれ違い生活になり、

2人でゆっくり過ごす時間が少なくなっていた。

 

それでも2人で休みを合わせられた日には

結婚式の下見や打ち合わせに時間を費やした。

 

彼がいない土日は結婚式の小道具を作ったり、

おかずの作り置きをしたり、

彼のスーツをクリーニングに出したり。

 

忙しいながらもそんな毎日が私にとってはとても幸せだった。

 

彼が私に対して少しずつ

不満を募らせていっていることなんてつゆ知らず。

 

終わりの始まり。

 

付き合って5年が経った頃。
プロポーズをされた。

 

プロポーズをされた時、
幸せだけど胸がいっぱいで何だか苦しくて
不思議な気持ちになったのをよく覚えている。

 

これから夫婦という形になり、
一生一緒に歩んでいくという重みに、
嬉しさと共に結婚という責任の大きさを感じていた。

 

その後、両家の顔合わせも滞りなく進み、
私たちは晴れて夫婦となった。

 

付き合い始めた記念日が
結婚記念日に変わった日。

とても大切な日。

 

私たちは同棲をしていたので、
結婚後の生活に大きな変化は無かった。


平日はお互いに仕事を頑張り、
休日には結婚式場に見学へ行くようになった。


忙しくも充実していて、
とても穏やかな新婚生活を送っていた。


しかし、そんな幸せな日々は長くは続かなかった。

一番輝いていた頃。

 

上京をして約2年後。

私たちは同棲を始めることにした。

 

同棲をする前に彼と私の両親が初対面をした。

なぜか私が一番緊張をしていた。。

 

だけどそんな不安も消えて、

仲良く話している彼と両親の姿を見て、

とても嬉しくて何だかふわふわした気分になった。

 

その後、私が転職が決まったタイミングで

同棲を開始することになった。

 

お互いにフルタイム勤務。

家賃や生活費は折半。

東京って家賃高いなぁ。ほんと。

 

彼は出張が多かったので、

同棲することによって一緒にいる時間が増えて

安心感が増したし、何よりも嬉しかった。

 

私は新しい職場でも周りの人たちに恵まれて

楽しくて充実した毎日を過ごしていた。

 

何年か後に過去を振り返ったとき、

今この瞬間のことを”あの頃に戻りたいなぁ”と思うくらい

幸せな毎日を過ごしていると感じていた。

 

彼とは小さな喧嘩はありつつも、

とても順調に仲良く暮らしていた。

 

きっとこれからもずっと一緒にいるんだろうなぁと

結婚を意識することが増えていった。

 

 

 

 

上京編。

上京した頃。(2015年〜)

 

2015年、上京。

関西を出て初めての1人暮らし。初めての東京。

新しい職場。新しい環境。

私にとって人生で一番大きな変化だった。

 

こんなに一気にいろんなことが変わってしまい

大丈夫なものなのかと私よりも周りのが心配をしていた。

1年も経たないうちに帰ってくるんじゃないかとも言われてたな。

 

だけど、若さと恋愛の力ってすごいもので、

そんな生活にもすぐに馴染んでしまい、

毎日”今”だけを見つめて生きていた。

新しい仕事や環境にも少しずつ慣れ、
彼との時間も増えて、忙しいながらも濃い毎日を過ごしていた。

私は東京に知り合いが殆どいなかったから、彼と喧嘩をすると、
この都会に自分一人きりになってしまったような気がして、
不安でいっぱいになった夜もあった。

 

付き合うのが初めてだった私は、
初めて恋を知った中学生みたいだった。
毎日が新鮮で、些細なことで喜んだり悲しんだりした。

弱かったけれど、彼の一言で無敵にもなれた。

 

 

馴れ初め。

出会い

 

私たちは23歳の時に友人の紹介で付き合い始めた。

私にとっては初めての恋人。

 

しかし、付き合ってすぐに
彼の東京への転勤が決まり、
関西と関東の遠距離恋愛が始まった。

 

1年間の遠距離恋愛を経験し、

その後、私も上京することを決意した。

 

一人暮らしすらしたことがなかった私が
まさか上京することになるなんて。

いま思えば、よくそんな決断が出来たものだ。

 

まさしく若さゆえの力だったし、
恋愛の力はとてもすごい。

 

自分は恋愛にのめり込むタイプなんかじゃ無いと

勝手に思っていたけれど

自分が恋愛体質であることに気づいたり。

 

きっと恋愛の経験値が低すぎて

精神年齢がとても低かったのだろう。

 

普段だったら頑張れないことだって、
ただ好きだという気持ちで突っ走ることができた。


きっと今の私にはもうできないこと。

新婚だけど離婚危機。

 

初めまして。

とまとと申します。

 

私は28歳の時に5年間付き合った彼と結婚をしました。

 

5年間付き合っていたので、

夫婦になっても変わらず

これからもいろんな大変なことがあっても、

2人なら乗り越えていけると信じていました。

 

 

 

が、

 

 

 

まさかの結婚1年目にして、

そして結婚式の2ヶ月前に、

夫から『離婚をしたい』と言われ、

そこから私の人生はまた大きく変わりました。

 

 

これまでのことを忘れぬように、

全て書き留めたいと思いブログを開設しました。

 

どうぞよろしくお願いします。